医療リサーチ事業を手がける株式会社スマートホスピタル(所在地:東京都千代田区、代表取締役:小島孝二)は、コロナ以降、勤務医の中で急速に利用拡大している、医療動画メディアの利用実態を把握することを目的に、総合病院の外科系医師(上部消化管外科、下部消化管外科、一般外科、泌尿器科、婦人科、呼吸器外科、肝胆膵外科)を対象に、オンライン調査を実施しました。
外科医が有用と思う医療動画メディアに「Upstream」が1位、人気急上昇!
結果は1位「Upstream」、2位「魅せ技」、3位「ジョンソンエンドジョンソン ESS-Web」4位「メドトロニック e-Thoth™」という順になりました。対象は、ロボット手術経験医師ということもあり、大学病院、がんセンターをはじめとし300床以上の急性期病院で主に腹腔鏡下手術やロボット支援下手術をする、役職の高い勤務医が多く回答しています。
昨今、長時労働が問題となっている、医師の働き方において、特に外科医は激務と言われます。そのような環境で、外科医の学びの効率性を高める要素として、動画メディアの活用は今後さらにその重要性が増してきています。今回、1位となったUpstreamを評価する医師のコメントとして、「多くの著名な医師が最新手技を共有している」・「学会で見れないノーカット動画が多くある」・「医療メーカーのPR目的動画でない点」・「臨床に直結する動画が多くある」などがあげられ、より教育的な側面が高い点が評価されているという結果となりました。
製薬・医療機器メーカーのデジタルマーケティングとしても注目
Upstreamは300床以上の急性期病院の外科系医師((上部消化管外科、下部消化管外科、一般外科、泌尿器科、婦人科、呼吸器外科、肝胆膵外科)会員が10,000名を超えました。製薬・医療機器メーカーのマーケティングの側面からも注目を集めています。現在、製薬・医療機器マーケティング支援といえば、エムスリー、ケアネット、日経メディカル、メドピア等が一般的ですが、外科領域での独自性の高いプラットフォームにより、今後、領域ごとのマーケティング手法として、その使い分けが起こる可能性があります。既に複数の大手医療メーカーが広告、ウェビナー送客、リサーチ等でトライアルを開始しています。