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メドピア、4DINと業務提携 病院電子カルテを中心としたリアルワールドデータ利活用事業を共同展開

メドピア株式会社(東京都中央区、代表取締役社長 CEO:石見 陽、以下:メドピア)と株式会社4DIN(東京都港区、代表取締役:高橋 精彦、以下:4DIN)は、2022年7月29日付で業務提携契約を締結し、共同事業を展開します。

背景と目的
メドピアは「Supporting Doctors, Helping Patients.」をミッションに掲げ、15万人以上の医師が参加する医師専用のコミュニティサイト「MedPeer」上で医師が臨床現場で得た知見を「集合知」として共有することで、医師の臨床等における疑問や悩みの解決をサポートしています、また、医師の集合知プラットフォームを核に、未病から終末期までの様々なヘルスケアの社会課題に応えるべく事業活動を推進しています。4DINは20年近くに渡り、医療機関に対し臨床情報研究プラットフォーム「SIMPRESEARCH」を提供しており、蓄積された電子カルテデータを中心とするリアルワールドデータ(以下、RWD)を医療機関や研究機関、アカデミア、ライフサイエンス企業に提供することで、臨床研究支援を行っています。昨今、政府が主導となり、より質の高い医療を実現すべく、医療データの利活用を推進する動きが活発化しております。一方で、電子カルテの仕様が統一されていないこと等を背景に、医療現場で日々蓄積されるRWDを統合したデータベースを構築することが困難となっています。また、「RWD」は臨床現場で得られる診療行為に基づく情報を集めた医療ビッグデータであり、患者自身の詳細な症状や診断過程等が記録されていますが、データベース化された「RWD」と、医師がなぜその治療手段を選択したのかといったいわゆる「インサイトデータ」が掛け合わされることで、活用の幅がさらに広がることが期待されています。医薬品のマーケティング活動においては、臨床実態を定量的に把握できる「RWD」や定性的に把握できる「インサイトデータ」、両データを用いて医薬品の情報を届けていく「マーケティングチャネル」の3つが分断されていることにより、シームレスなマーケティングへの活用がしきれていませんでした。

病院電子カルテデータを中心とする約500万人規模の「RWD」へのアクセスを有する4DINと、MedPeer上で蓄積した医師の集合知である「インサイトデータ」及び「ドクタープラットフォーム」を持つ当社が共同で事業を展開することにより、製薬企業に対して「RWD」の解析から導かれる創薬・開発や上市後における新たなソリューションを提供することが可能になると判断し、業務提携契約を締結しました。今後は、両社で共同して、「RWD」や「インサイトデータ」、「マーケティングチャネル」の3つをシームレスに活用することで、新たなマーケティング支援の展開を志向し、「RWD」や医師の「インサイトデータ」の拡充を図るとともに、医療データベースへのアクセスを容易にすることで、医師の臨床研究を支援する事業も展開します。

リアルワールドデータ(RWD)
日常の臨床現場から生み出される医療データの総称。健診データ、DPCデータ、電子カルテデータ、ウェアラブルデバイスから得られるデータ等、臨床試験以外で得られた患者や医療行為の情報

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