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AIがメンタルを支援するアプリ「emol」、京都市の公民連携事業に採択

AIとの会話でメンタル課題を解決

emol株式会社は、2021年10月11日、同社のメンタルセルフケアアプリ『emol(エモル)』が京都市の公民連携事業『KYOTO CITY OPEN LABO』に採択されたと発表しました。

『emol』は、個人のメンタルヘルスに関する課題をAIとの会話により解決するアプリです。同アプリが採択された『KYOTO CITY OPEN LABO』は、京都市の各部署が抱える行政課題の解決を民間企業と共に図る事業となっています。

CBTやACTの知見に基づいたアプリ

『emol』は、内蔵されたサポートAI「ロク」とのチャットを通じた会話により、簡易カウンセリングやコーチングなどを提供するアプリです。カウンセリング/コーチングは、CBT(認知行動療法)やACT(アクセプタンス&コミットメント・セラピー)の知見に基づいたものとなっています。

ACTは、「心理的柔軟性」を生み出すことで「心の健康」を維持/回復させる療法であり、医師のみならず一般の人もストレス対処の技法として活用できる点で世界的な広がりを見せるようになりました。このACTの知見を活用することで『emol』は、AIによるメンタル支援を可能にしています。

メンタルヘルス疾患予防を目指す

『KYOTO CITY OPEN LABO』において『emol』は、「職員のこころの健康に新たなアプローチを」というテーマで採択されました。新型コロナウイルス感染症による環境変化などでメンタル不調者が増加する現状において、『emol』によるメンタルヘルス疾患予防が目指されます。

なお同事業により京都市では、同市職員有志を対象とする『emol』の実証実験が2021年11月1日から開始されます。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

emol – emol株式会社
https://emol.jp/app/

『emol』が京都市主催の公民連携・課題解決推進事業『KYOTO CITY OPEN LABO』に採択 – PR TIMES
https://prtimes.jp/main/html/rd/

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