東大発のAIで処方箋入力業務を軽減
株式会社mediLabは、2021年8月30日、同社のクラウド処方箋読み取りサービス『mediLab AI』に関連する研究成果が第54回日本薬剤師会学術大会にて採択されたと発表しました。
『mediLab AI』は、東大発のAIを活用して薬局での処方箋入力業務を軽減するサービス。関連する研究成果が採択された同学会では、様々な分野/領域で活躍する薬剤師が集結し、薬剤師の可能性が議論されています。
入力業務の効率化と共に人的ミスも削減
『mediLab AI』は、薬局において時間/リソースを要する処方箋入力業務を効率化すべく、開発されました。同サービスでは、最新の画像処理/言語処理AIがスキャナで読み取った処方箋をQRコード化。異なる処方箋レイアウトや用法記載もAIは学習できるため、薬局それぞれに最適化された読み取りを可能にしています。
同サービスは、使用するスキャナがコンパクトである点も特徴です。従来の処方箋読み取りシステムよりも省スペースを実現しており、また柔軟な料金プランも設定することでスムーズな導入を可能にしました。入力業務の効率化と共に人的ミスも削減し、患者と向き合う時間の増加を支援しています。
医薬品名称取得精度、98%
第54回日本薬剤師会学術大会にて発表された研究で、『mediLab AI』は読み取り精度などが評価されました。この研究において同サービスは、医薬品名称取得精度が98%であり、また3薬局のスタッフが「導入可能」なシステムであることと判断したことが、明らかにされています。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
mediLab AI – 株式会社mediLab
https://medilab.co.jp/medilabai
『mediLab AI』に関連の研究成果が、第54回日本薬剤師会学術大会に採択 – PR TIMES
https://prtimes.jp/main/html/rd/