臨床現場目線の医療・デジタルヘルスサービスを支援
ドクターズ株式会社(以下、ドクターズ)とキヤノンITソリューションズ株式会社(以下、キヤノンITS)は6月10日、医療クラウドの領域においてデジタルヘルスサービスに取り組む企業を支援するため、協業を開始したと発表しました。
今回の提携により、医療現場のニーズに直結する有用性の高いデジタルヘルスサービスを提供します。
両社の役割としては、専門医を中心としたエキスパート医師約400名の知見を持つドクターズが、事業戦略支援、臨床試験、医療機器認証取得、学会・論文対応等、臨床現場目線で企業の取り組みを企画・提案します。
そして、幅広い専門性と医療情報に関する確かなIT知見を持つキヤノンITSが、クラウドを活用したサービスの企画、設計および開発、運用・保守・改善等を担当します。
新規参入企業が的確なサービスを提供できるように
近年、超少子高齢化社会の到来や新型コロナウイルスの登場に後押しされ、医療やクラウドを用いたデジタルヘルスサービスを開発し、新たな市場に新規参入しようとする企業は非常に増加しています。
しかしながら、医療情報を扱うクラウドサービスは、医療機関における安全なクラウド利用の在り方を定めた国のガイドラインへの準拠が必要となり、新規参入を試みる多くの企業にとっては、いまだ大きな障壁の一つであることも事実です。
こういう状況に対応するために、今回の提携により、デジタルヘルス分野に新規参入を試みる企業が、現場の声と乖離することのない新しいデジタルヘルスサービスを展開できるような支援を実現します。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
ドクターズ株式会社 プレスリリース
https://doctors-inc.jp/news/20210610-a/