AI医療機器の臨床試験の迅速化・効率化へ
株式会社FRONTEO(以下、FRONTEO)がシミック株式会社(以下、シミック)と、AI医療機器の臨床試験の迅速化・効率化を目的としたパートナーシップを締結したと、5月19日に発表しました。
FRONTEOは「会話型 認知症診断支援AIシステム」をはじめ、精神疾患の診断支援AIシステムなどといった医療用AIの開発を進めています。中枢神経系領域のシステム開発支援やAI医療機器の開発支援などを行うシミックとパートナーシップを締結することで、AI医療機器の開発の迅速化や、成功確率の向上を目指します。
自由記述のテキストデータや言葉の使用傾向などを解析
「会話型 認知症診断支援AIシステム」には、FRONTEO独自の自然言語解析AIである「Concept Encoder」が採用されており、自由記述のテキストデータや発話内容・言葉の使用傾向などの解析が可能。医師と患者の日常会話から認知症のスクリーニングができます。
同システムは、専門医だけでなく一般医(家庭医)による使用ができ、遠隔診療などにおいての活用が可能です。
(画像は株式会社FRONTEO ホームページより)
▼外部リンク
株式会社FRONTEO プレスリリース
https://www.fronteo.com/20210519