認知症の早期発見や経済的負担の軽減などに寄与
株式会社FRONTEO(以下、FRONTEO)が4月26日から、「会話型 認知症診断支援AIシステム」の臨床試験を開始していると、同日に発表しました。
同臨床試験の開始前の3月12日には、FRONTEOが治験計画届を提出。4月22日にセントラルIRBを通過し、治験実施施設との契約を締結、「医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律」の定める調査期間を経て、4月26日に治験に協力する患者からの同意を得たことで臨床試験を開始しました。
認知症の早期発見や重症化抑制のほか、医療従事者及び患者の精神的・経済的負担の軽減にも寄与する同システムの早期製造承認取得を目指しています。
自然言語解析AIで認知機能障がいをスクリーニング
「会話型 認知症診断支援AIシステム」には、FRONTEO独自の自然言語解析AIである「Concept Encoder(コンセプト・エンコーダー)」が使われており、自由記述のテキストデータやテキスト以外のデータの共解析が可能。医師と患者の日常会話から認知機能障がいをスクリーニングできます。
同システムは、日本の超高齢化社会の課題である認知症対策以外にも、デジタル医療の進展や医療の効率化・標準化などにも寄与していきます。
(画像は株式会社FRONTEO ホームページより)
▼外部リンク
株式会社FRONTEO プレスリリース
https://www.fronteo.com/20210426
株式会社FRONTEOのプレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000364.000006776.html